CCライセンスとは?オープンな著作権ライセンス
CCライセンスとは、著作権を持つ者が、作品に対して自由に利用、編集、配布を許可するオープンな著作権ライセンスのことです。CCライセンスを用いることで、著作権者は自らが所有する作品に関して「めんどうな手続きを追わなくても、誰でも使用できる」という旨を明示できます。また、CCライセンスにより、著作権という概念に対する理解と認識を広めることができます。
CCライセンスの種類
CCライセンスには、以下のような種類があります。
- CC-BY:クレジット表示のみで再利用可能
- CC-BY-SA:クレジット表示と同等のCCライセンスで再利用可能
- CC-BY-ND:クレジット表示と、そのままの形式で使用可能
- CC-BY-NC:クレジット表示のみで、非営利目的に限り再利用可能
- CC-BY-NC-SA:クレジット表示と同等のCCライセンスで、非営利目的に限り再利用可能
- CC-BY-NC-ND:クレジット表示と、そのままの形式で、非営利目的に限り再利用可能
CCライセンスを使うメリット
CCライセンスを用いることには、以下のようなメリットがあります。
- 作品を自由に使用でき、二次的著作物などが作成しやすい
- オープンなライセンスにより、作品が公開される範囲が広がる
- 著作権の保護と、利用の自由を両立することができる
CCライセンスを使う際の注意点
CCライセンスを用いる際には、以下のような注意点があります。
- どのライセンスを採用するか、よく考える必要がある
- CCライセンスで公開した作品を利用する場合、必ずライセンスの条件を守ること
- いつでもライセンスを変更できるわけではないので、考慮深く判断する必要がある
まとめ
CCライセンスは、著作権という概念に対する理解と認識を広める上で、非常に有用なライセンスです。利用する際には、どのライセンスを採用するか、ライセンスの条件を守ることが大切です。また、CCライセンスを用いて作品を公開することで、二次的著作物などが生まれるなど、非常にオープンな環境が整い、文化の発展にもつながります。
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