chmod (change mode)とは?UNIX/Linuxでファイルやディレクトリの権限を変更するコマンド

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chmod (change mode)とは?

chmodは、UNIX/Linuxシステムでファイルやディレクトリのパーミッション(権限)を変更するためのコマンドです。ファイルやディレクトリが誰によって、どのようにアクセスされるかを管理するために使用されます。パーミッションには、読み取り、書き込み、および実行の権限が含まれます。 デフォルトでは、ファイルとディレクトリは所有者によって所有され、グループメンバーと他の人には特定の権限が割り当てられています。

chmodの構文

chmodコマンドには、3つの権限と3つの対象があります。権限は、所有者、グループ、その他の人に対して割り当てることができます。 3つの権限は、読み取り(r)、書き込み(w)、および実行(x)の権限です。 対象は、ファイル、ディレクトリ、または両方の場合があります。

構文は以下のようになります。

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chmod [権限][対象] [ファイルまたはディレクトリ名] “`

chmodの使い方

chmodコマンドを使用する方法は、非常に簡単です。まず、変更したいファイルまたはディレクトリを選択します。次に、変更するための権限を指定します。 最後に、この権限を適用する対象(所有者、グループ、その他)を選択します。 次の例を見てください。

“`
chmod u+r myfile.txt
“`

上記の例では、myfile.txtの所有者に読み取り権限を与えます。

“`
chmod g+w,o+r myfile.txt
“`

上記の例では、グループメンバーに書き込み権限、その他の人に読み取り権限を与えます。

“`
chmod a+x myscript.sh
“`

上記の例では、すべてのユーザーにmyscript.shの実行権限を与えます。

まとめ

chmodは、UNIX/Linuxシステムでファイルやディレクトリのパーミッションを変更するための非常に重要なコマンドです。 chmodコマンドが使用されると、所有者、グループ、およびその他の人に対して、読み取り、書き込み、および実行の特定の権限が割り当てられます。 この記事は、初心者でも理解できるように、chmodコマンドの構文、方法、および例を提供しています。

参考記事

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