COM (Component Object Model)とは?
COM (Component Object Model)は、マイクロソフトによって開発された、ソフトウェアコンポーネントの技術です。COM技術を使用することで、異なるプログラミング言語で書かれたコンポーネントを他のアプリケーションから呼び出すことができます。これにより、アプリケーションの開発効率が向上し、再利用性が高まります。
COMの特徴
COMの主な特徴は以下の通りです。
- プログラミング言語やハードウェアに依存しない
- 異なるプログラミング言語で書かれたコンポーネントを組み合わせることができる
- コンポーネントの機能を再利用することができる
COMの利用例
COMは、Windowsで利用される多数のアプリケーションで使用されています。例えば、OfficeアプリケーションやInternet Explorerなどが挙げられます。また、COMを使用したプログラムの開発には、C++やVisual Basicなどのプログラミング言語が使われます。
マイクロソフトのCOM実装
マイクロソフトは、COMを実装するためのAPIを提供しています。これにより、開発者はCOMの機能を利用して、アプリケーションを開発することができます。マイクロソフトのCOM実装は、Windowsに標準で搭載されており、ほとんどのWindowsアプリケーションで使用されています。
まとめ
COMは、異なるプログラミング言語で書かれたコンポーネントを組み合わせてアプリケーションを開発するための技術です。COMを使用することで、アプリケーションの開発効率が向上し、再利用性が高まります。COMは、Windowsアプリケーションに広く使用されており、マイクロソフトのAPIを使用することで、開発者はCOMの機能を利用してアプリケーションを開発することができます。
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