continue文とは?プログラムのループ処理を制御する構文
プログラムを書く際によく使用するのがループ処理です。特定の処理を複数回繰り返すことができ、効率的な処理が可能になります。しかし、複数回繰り返す中で、一部の処理だけをスキップして、繰り返し処理を続けたい場合があります。そこで、continue文が使われます。
continue文とは?
continue文は、ループ処理中に特定の条件が満たされた場合に、その時点での処理をスキップして、次のループ処理へと移行させる構文です。ループ処理が繰り返される中で、特定の条件が満たされた場合、continue文が実行され、ループ処理はその時点で一時的に停止します。そして、次のループ処理に進むことができます。
continue文の例
以下に、continue文を使用した例を示します。
“`
for (int i = 0; i < 10; i++) {
if (i % 2 == 0) {
continue;
}
System.out.println(i);
}
``` このプログラムでは、0から9までの数値を順に取り出し、2で割った余りが0の場合にはcontinue文が実行され、処理がスキップされます。つまり、2の倍数が表示されなくなります。プログラムを実行すると、以下のようになります。 ```
1
3
5
7
9
```
まとめ
continue文は、プログラムのループ処理中に特定の条件が満たされた場合に、一時的に処理をスキップして、次のループ処理に移行させる構文です。プログラムを効率的に作成するためには、ループ処理をうまく活用することが重要です。continue文もその一つですので、活用して効率的なプログラムを作成してください。
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