CRUD表 (CRUD図)とは?CRUD操作を表現するための図
プログラミングにおいて、データベースとの連携が欠かせません。その中でも、CRUD操作は基本中の基本です。CRUDはCreate(作成)、Read(読み出し)、Update(更新)、Delete(削除)の頭文字を取ったもので、データベースのレコードに対して行う四つの操作を表します。
CRUD表 (CRUD図)とは、このCRUD操作を表現するための図のことです。データベースの設計書や開発ドキュメントなどによく使われ、要素としては「作成(C)」、「読み出し(R)」、「更新(U)」、「削除(D)」の四つの操作を示した四角形と、「データベース(Entity)」を示した長方形を組み合わせて構成されます。
CRUD表を使うことで、開発者はデータベースの設計や操作方法を簡単に理解できるため、効率的にデータベースを扱うことができます。また、CRUD表はコード量を削減することができるため、開発の効率化にもつながります。
さらに、CRUD表はチーム内でのコミュニケーションツールとしても重要です。開発者が同じ図を見ていることで、誤解や不一致が生じることを防ぐことができます。
CRUD表は、エンティティとして扱う対象のデータと、そのデータを取り扱うための操作の関係を図式化することで、理解を助けるものです。開発現場で一般的に使われているため、プログラマーであれば必ず知っておく必要があります。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版