csh (C shell)とは?UNIX系OSのシェルの一種

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csh (C shell)とは?UNIX系OSのシェルの一種

UNIX系OSを使っている人なら、cshという言葉を聞いたことがあるかもしれません。そんなcshとは、UNIX系OSにおけるシェルの一つです。ここでは、cshの基本的な機能や使い方について解説していきます。

cshとは何か?

cshとは、コマンドラインインタフェースを提供するシェルの一つで、C言語の構文に似たコマンド言語を使用します。Cシェルとも呼ばれ、UNIX系OSの中でも特にBSD系に使用されています。cshは、Bourne ShellやPOSIX Shellなど他のシェルと比較して、独自の機能や設定があります。

cshの特徴と使い方

cshの最も大きな特徴の一つは、履歴機能です。cshは、過去に入力したコマンドの一覧を表示して、再利用することができます。また、cshは環境変数の設定や表示を簡単に行うことができます。例えば、PATH変数を設定することで、実行ファイルの探索範囲を指定することができます。

cshの基本的な使い方は、他のシェルと大差ありません。コマンドを入力すると、そのコマンドが実行されます。cshは、コマンドを1行にまとめて入力することもできます。例えば、以下のようなコマンドはcshで実行できます。

“`
$ ls -al | grep test
“`

また、cshはシェルスクリプトの作成にも適しています。シェルスクリプトとは、複数のコマンドをまとめて実行するためのプログラムです。cshで書かれたシェルスクリプトは、拡張子が「.csh」または「.tcsh」であることが一般的です。

まとめ

cshは、UNIX系OSの中でも特にBSD系で使用されるシェルの一種です。C言語の構文に似たコマンド言語を使用し、履歴機能や環境変数の設定などの機能があります。cshは、コマンドラインインタフェースを提供するシェルの一つとして、UNIX系OSの管理やプログラミングに欠かせない存在と言えます。

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