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J2EE Java EEとは?エンタープライズアプリケーション開発の基本概念をわかりやすく解説
Java EEとは?
Java EE(Java Platform, Enterprise Edition)とは、Javaを用いた大規模なWebアプリケーションや企業向けの分散コンピューティングシステムを開発するためのプラットフォームです。Java EEには、Java Servlet、Java Server Pages(JSP)、Enterprise JavaBeans(EJB)、Java Persistence API(JPA)など、様々な技術が含まれています。
Java EEの特徴
Java EEの特徴は、以下のとおりです。
– プラットフォームとしての標準化:Java EEは、Javaプラットフォームの中でも特にエンタープライズ向けの機能を提供するために設計されており、業界標準として確立されています。
– モジュール化されたアーキテクチャ:Java EEは、アプリケーションを小さなモジュールに分割することができ、それらを組み合わせてシステムを構築することができます。このアーキテクチャは、開発チームによる効率的な開発と保守をサポートします。
– 大規模なシステム開発に適した機能:Java EEには、フェイルオーバー、ロードバランシング、セキュリティ、トランザクション処理など、大規模なシステム開発に必要な機能が含まれています。
Java EEの主要な技術
Java EEには、以下のような主要な技術が含まれています。
– Java Servlet:Webアプリケーションのリクエストとレスポンスを処理するためのJavaプログラムです。
– Java Server Pages(JSP):HTML内にJavaコードを埋め込んで動的コンテンツを生成するためのテクノロジです。
– Enterprise JavaBeans(EJB):Webアプリケーションのビジネスロジックを実装するためのコンポーネントです。
– Java Persistence API(JPA):データベースにアクセスするためのJava APIです。
– Java Transaction API(JTA):トランザクション処理に必要なAPIを提供するためのJava APIです。
まとめ
Java EEは、Javaを用いたエンタープライズ向けのアプリケーション開発に不可欠なプラットフォームです。Java EEには、Java Servlet、JSP、EJB、JPA、JTAなど、様々な技術が含まれており、大規模なシステム開発に必要な機能を提供しています。Java EEを使うことで、開発チームは効率的な開発と保守が可能になり、高品質なアプリケーションを構築することができます。
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