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非NULL制約・NOT NULL制約とは?データベース設計の基本概念をわかりやすく解説
はじめに
データベース設計において、非NULL制約・NOT NULL制約は欠かせない基本概念の一つです。これらの制約によって、データベースのテーブルに保存されるデータが正確であることを保証することができます。本記事では、非NULL制約・NOT NULL制約の違いや、それらがどのような場面で使用されるのかについて解説します。
非NULL制約・NOT NULL制約とは?
非NULL制約・NOT NULL制約は、データベースにおけるカラム(列)に対して設定する制約の一つです。これらの制約を設定することによって、そのカラムに保存される値がNULLであることを禁止することができます。
非NULL制約とNOT NULL制約は、基本的に同じ意味を持っていますが、わかりやすく言うと非NULL制約は「空の値を禁止する」というルールを設定することを意味し、NOT NULL制約は「NULL値を禁止する」というルールを設定することを意味します。つまり、非NULL制約は「空の値を含むことができるが、NULL以外の値である必要がある」というルールを設定することができます。
非NULL制約・NOT NULL制約の使い分け
非NULL制約・NOT NULL制約の使い分けについては、以下のようになります。
・NOT NULL制約:カラムに保存される値が必ず存在することが必要な場合に使用する。
・非NULL制約:カラムに保存される値が必ずしも存在する必要がない場合に使用する。
例えば、ユーザー情報を保存するテーブルにおいて「メールアドレス」カラムを考えると、このカラムには必ず値が存在する必要があるため、NOT NULL制約を設定することによって、空の値が保存されることを防ぐことができます。一方で、ユーザーが任意で入力する「自己紹介」カラムの場合、必ずしも値が存在する必要がないため、非NULL制約を設定することによって、空の値が入力されることを許容することができます。
まとめ
非NULL制約・NOT NULL制約は、データベース設計において重要な基本概念の一つです。これらの制約を設定することによって、データの正確性を保証することができます。また、使用する場面に応じて、非NULL制約とNOT NULL制約を使い分けることが必要です。以上のポイントを理解し、データベース設計の基礎を身につけるようにしましょう。
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