DMLとは？
DML（Data Manipulation Language）は、データベース内のデータを操作するためのSQL言語のひとつです。DMLを使用することで、データの挿入、更新、削除などの操作が可能になります。データベースに格納された情報をより効率的に利用するためには、DMLの理解が重要です。
DMLの役割とは？
DMLはデータベース内のデータを操作するためのSQL言語であり、以下のような役割を持っています。
- データの挿入：新しいデータをデータベースに追加することができます。
- データの更新：既存のデータを変更することができます。
- データの削除：不要なデータを削除することができます。
- データの検索：データベース内の情報を検索することができます。
これらの操作を行うことで、データベース内の情報をより効率的に管理することができます。
DMLの具体的な使用例
以下に、DMLの具体的な使用例を示します。
データの挿入
新しいデータをデータベースに追加するには、以下のようなSQL文を使用します。
“`
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, 列名3, …) VALUES (値1, 値2, 値3, …);
“`
たとえば、”users”というテーブルに新しいユーザーを追加する場合、以下のようなSQL文を使用します。
“`
INSERT INTO users (name, age, email) VALUES (‘太郎’, 25, ‘taro@example.com’);
“`
このSQL文により、”users”テーブルの”name”、”age”、”email”の列に、それぞれ”太郎”、25、”taro@example.com”の値が追加されます。
データの更新
既存のデータを変更するには、以下のようなSQL文を使用します。
“`
UPDATE テーブル名 SET 列名1 = 値1, 列名2 = 値2, … WHERE 条件式;
“`
たとえば、”users”テーブルの”age”列を更新する場合、以下のようなSQL文を使用します。
“`
UPDATE users SET age = 26 WHERE name = ‘太郎’;
“`
このSQL文により、”users”テーブルの”name”が”太郎”であるレコードの”age”列が、26に更新されます。
データの削除
不要なデータを削除するには、以下のようなSQL文を使用します。
“`
DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件式;
“`
たとえば、”users”テーブルから”name”が”太郎”であるレコードを削除する場合、以下のようなSQL文を使用します。
“`
DELETE FROM users WHERE name = ‘太郎’;
“`
このSQL文により、”users”テーブルから”name”が”太郎”であるレコードが削除されます。
データの検索
データベース内の情報を検索するには、以下のようなSQL文を使用します。
“`
SELECT 列名1, 列名2, … FROM テーブル名 WHERE 条件式;
“`
たとえば、”users”テーブルから”age”列が25であるレコードを検索する場合、以下のようなSQL文を使用します。
“`
SELECT * FROM users WHERE age = 25;
“`
このSQL文により、”users”テーブルから”age”列が25であるレコードが検索されます。
まとめ
DMLは、データベース内の情報を操作するためのSQL言語です。データの挿入、更新、削除、検索などの操作が可能であり、これらの操作を行うことで、データベース内の情報をより効率的に管理することができます。以上のDMLの紹介を通して、データベースの基本操作が理解できたと思います。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版