ボイスゲートウェイ VoIPゲートウェイとは?音声通信の基本概念をわかりやすく解説

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ボイスゲートウェイ VoIPゲートウェイとは?音声通信の基本概念をわかりやすく解説

VoIPとは?

VoIPとは、Voice over Internet Protocol(インターネットプロトコルによる音声通信)の略称です。つまり、インターネット回線を介して音声を通信することを指します。電話回線を使わずに音声通信ができるため、通話料金が安くなることが特徴です。

ボイスゲートウェイとは?

ボイスゲートウェイは、VoIPに対応するための通信装置の一種です。具体的には、IPネットワークと公衆交換電話網(PSTN)を接続するための装置で、アナログ信号とデジタル信号を相互変換させる役割を持ちます。

ボイスゲートウェイの役割

ボイスゲートウェイには、以下のような役割があります。

  • IPネットワークとPSTNを相互接続する
  • 音声データの相互変換を行う
  • 信号の変換に伴うノイズ・エコーの除去
  • セキュリティ機能の提供

ボイスゲートウェイの種類

ボイスゲートウェイには、以下のような種類があります。

  1. アナログタイプ
    • アナログ信号をIP音声に変換するタイプ
    • アナログ電話機に接続することができる
  2. デジタルタイプ
    • デジタル信号をIP音声に変換するタイプ
    • ISDN電話網に接続することができる
  3. SIPタイプ
    • Session Initiation Protocol(SIP)に対応したタイプ
    • IP電話機との接続に使用される

まとめ

ボイスゲートウェイは、IPネットワークとPSTNを接続するための通信装置であり、音声データの相互変換やノイズ・エコーの除去、セキュリティ機能の提供などの役割を持ちます。アナログタイプ、デジタルタイプ、SIPタイプの種類があり、それぞれ特性が異なります。VoIPについて理解を深めるためには、ボイスゲートウェイの基本概念を押さえることが重要です。

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