バッファードDIMMとRDIMMとは?メモリ技術の基本概念と違いをわかりやすく解説
バッファードDIMMとは?
バッファードDIMMは、サーバーやワークステーションなどの高性能コンピューターで使用されるメモリ技術の一つです。バッファードDIMMは、複数のDRAMチップを制御するためのバッファーICを搭載しています。
このバッファーICは、DRAMチップとCPUの間で信号を増幅することで、大量のメモリを効率的かつ高速に処理することができます。一方で、バッファードDIMMは高価であるため、一般的なデスクトップPCにはよく用いられていません。
RDIMMとは?
RDIMMは、登場したばかりの新しい種類のメモリ技術です。RDIMMも、バッファードDIMMと同じく複数のDRAMチップを制御するためのバッファーICを搭載していますが、バッファードDIMMと比較すると低価格であり、一般的なデスクトップPCでも使用することができます。
RDIMMは、バッファードDIMMと比較すると若干遅い場合がありますが、それを補うかのように容量の大きいメモリを使用することができます。また、消費電力も抑えられているため、省電力型のシステムにも最適です。
違いをわかりやすく解説
バッファードDIMMとRDIMMの大きな違いは、価格と性能です。バッファードDIMMは、高価な代わりに高速な処理が可能です。一方、RDIMMは、低価格な代わりに若干遅い場合がありますが、その分大容量のメモリを扱えるので、大量のデータを扱うシステムでは最適です。
また、RDIMMは省電力型のシステムに適しているため、エコロジー志向のユーザーにも好まれています。ただし、小規模なシステムではバッファードDIMMの方が適している場合があるため、使用用途によって使い分ける必要があります。
以上が、バッファードDIMMとRDIMMの基本概念と違いについての解説でした。どちらのメモリ技術を選択するべきかは、システムの用途や予算、性能要件に応じて判断してください。
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