全角英字とは?半角英字とは異なる、全角文字で表現される英字の基本概念について解説する。

Explanation of IT Terms

全角英字とは?

全角英字とは、半角(通常の英数字)と異なり、1文字が2つ分の幅を占める文字のことを指します。日本語の文字と同様に、縦横比が1:2であり、全角のサイズが横幅が半角の2倍になっています。

全角英字の使用は、主に日本語表記において使われます。特に、日本語の文章の中に英単語やアルファベットの略語が使用される場合に、その周りの全角文字と調和するように、全角英字が使われることが多いです。

全角英字の表現方法

全角英字の表現方法としては、以下の2つがあります。

①Unicodeを使用する方法

Unicodeは、世界中の文字を一意に識別するための標準化された文字集合です。日本語の全角英字に対応した文字コードは、Unicodeでは「U+FF21~U+FF3A」と「U+FF41~U+FF5A」となります。このコードを使用して、全角英字を表現することができます。

②Shift_JISを使用する方法

Shift_JISは、日本語の文字コードの1つです。半角英字に対応するコードと、全角英字に対応するコードが異なるため、Shift_JISを使用して全角英字を表現することができます。

全角英字と半角英字の違い

全角英字と半角英字の最大の違いは、幅の広さです。全角英字は、1文字が半角英字の2倍の幅を占めるため、文章のレイアウトに影響を与えることがあります。

また、全角英字は主に日本語表記に使用され、英語圏の人々にはなじみがないため、海外での使用は避けるべきです。

まとめ

全角英字とは、1文字が半角英字の2倍の幅を占める文字のことであり、日本語表記において使われます。全角英字の表現にはUnicodeやShift_JISが使用され、幅の広さや英語圏以外での認知度の低さなど、半角英字との違いがあります。

参考記事

参考サイト

合わせて読みたい

【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版