メモリボードとメモリモジュールとは?コンピュータの基本概念を易しく解説
メモリとは?
コンピュータにおける「メモリ」とは、プログラムやデータを一時的に格納するための装置のことです。メモリは、CPU(中央処理装置)からの要求に応じて、必要な情報を迅速に提供する役割を果たします。メモリが高速かつ大容量であることが、コンピュータの処理性能に大きな影響を与えます。
メモリボードとは?
メモリボードとは、コンピュータのメモリを増設するために使用される部品のひとつです。メモリボードは、コンピュータのマザーボードに差し込まれ、その上にメモリモジュールを挿入することで、簡単にメモリの増設が行えます。
メモリボードには、様々な種類があります。一般的に、デスクトップPCに使用されるものはDIMM(Dual Inline Memory Module)と呼ばれる形状のものが多く、ノートPCやスマートフォンなどに使用されるものはSO-DIMM(Small Outline DIMM)と呼ばれる形状のものが一般的です。
メモリモジュールとは?
メモリモジュールとは、メモリボードに挿入されるメモリのチップが実装された部品のことです。メモリモジュールは、メモリボードに装着されることで、増設や交換が容易に行えます。
メモリモジュールには、主に「DRAM(Dynamic Random Access Memory)」という種類が使用されています。DRAMは、情報の読み書きが高速であることが特徴であり、大容量のメモリに適しています。
以上が、メモリボードとメモリモジュールの基本的な解説になります。コンピュータの基本概念として、メモリについて理解しておくことは非常に重要です。
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