ニーモニックコードと表意コードとは?プログラミング言語の基本概念と特徴を解説
プログラミング言語には、ニーモニックコードと表意コードの2つの種類があります。これらのコードは、コンピュータが理解できる言語に翻訳されます。ここでは、それぞれのコードの特徴とプログラミング言語の基本概念について解説します。
ニーモニックコードとは?
ニーモニックコードは、人が理解しやすいように短縮されたコードです。例えば、ADDというコードは、2つの数値を足し合わせることを意味します。人間にとってはわかりやすいですが、コンピュータにとっては直接理解することはできません。そのため、ニーモニックコードはアセンブリ言語と呼ばれるコンピュータが理解できる言語に翻訳されます。
ニーモニックコードを使うプログラミング言語の例としては、アセンブリ言語や、C言語が挙げられます。このような言語は、効率的にプログラムを書ける一方で、コンピュータが直接理解しづらいため、少し敷居が高いと言えます。
表意コードとは?
表意コードは、コンピュータが直接理解できる言語で、コードの意味が直接表現されます。例えば、1 + 1といった数学の式を入力すると、プログラムが自動的に2を計算してくれます。このように、表意コードでは、プログラマーが具体的な計算式や手順を書く必要がありません。
表意コードを使うプログラミング言語の例には、PythonやRubyなどが挙げられます。このような言語は、コンピュータが直接理解しやすく、初心者でも学びやすいというメリットがあります。
プログラミング言語の基本概念と特徴
プログラミング言語には、データ型、変数、演算子、制御構造、関数など、多くの基本概念があります。一つずつ見ていきましょう。
データ型とは、文字列、数値、真偽値などのデータの種類のことです。変数とは、データを一時的に保持するための箱のようなもので、プログラム内で何度も利用されます。演算子とは、四則演算や比較演算などを行うための記号のことです。
制御構造とは、プログラムのフローを制御するための構文のことで、条件分岐や繰り返しなどがあります。関数とは、ある特定の処理をまとめたもので、同じ処理を何度も書く必要がなくなります。
プログラミング言語には、それぞれ特徴があります。アセンブリ言語やC言語は、高い効率性と処理速度が特徴ですが、書き方が複雑で初心者には難しいと言われています。一方、PythonやRubyは、書き方が簡単で初心者にも親しみやすいという特徴があります。
以上が、ニーモニックコードと表意コードの基本概念と特徴についての解説でした。プログラミング言語を選ぶ際には、自分の目的やスキルレベルに合わせて適切な言語を選びましょう。
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