POJOとは？
POJOとは、Plain Old Java Objectの略で、日本語に訳すと「古風な純粋なJavaオブジェクト」という意味になります。この用語は、Java EEフレームワークが開発される以前に、アプリケーション開発の基本となるJavaオブジェクトを指すために使われました。POJOは、Java EEの重いフレームワークを使わずに、シンプルで軽量なJavaオブジェクトを作成するために使用されます。
POJOの特徴
POJOは、以下のような特徴を持っています。
- Javaの基本的なルールを守ったオブジェクト
- Java EEフレームワークに依存しないオブジェクト
- プロパティにアクセスするためのGetter/Setterメソッドを持つオブジェクト
- Java Bean規格に従ったオブジェクト
POJOはJava EEフレームワークに依存しないため、Java EEフレームワークを使用していないプロジェクトでも活用することができます。また、POJOは単純で軽量であるため、Javaオブジェクトの生成が速くなり、パフォーマンスの改善にもつながります。
POJOの利用シーン
POJOは、以下のような場面で活用されます。
- Java EEフレームワークを使用しないプロジェクト
- 複雑なJavaオブジェクトの生成をシンプルにしたい場合
- Java Bean規格に従い、プロパティの値を設定したり取得したりする必要がある場合
POJOは、Javaオブジェクトの基本的な概念であり、Javaの学習者にとっても、Java EEフレームワークを使用しない開発を行う場合にも重要な概念です。POJOを活用して、シンプルで効率的なJavaオブジェクトを開発するための基本的な知識を身につけておきましょう。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版