前判定ループと前置判定ループとは?プログラミングの基本概念をわかりやすく解説

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前判定ループと前置判定ループとは?

プログラミングにおいて、ループ処理はよく用いられる基本的な構文です。その中でも、前判定ループと前置判定ループは非常に重要な概念です。

前判定ループは、ループの開始時に条件式を評価する方式です。つまり、条件を満たしていなければ、ループの本体は一度も実行されずに終了します。

一方、前置判定ループは、ループの本体を一度だけ実行した後に条件式を評価する方式です。そのため、条件を満たさなくても、ループの本体が少なくとも一度は実行されます。

前判定ループの例

“`python
i = 0
while i < 5: print(i) i += 1 ``` この場合、ループの開始時に条件 `i < 5` を評価し、`i = 0` なので条件を満たします。従って、ループの本体が実行されます。本体内で `i` の値が1ずつ増加するので、最終的に `i = 4` の時にループを抜けることになります。

前置判定ループの例

“`python
i = 0
while True:
print(i)
i += 1
if i >= 5:
break
“`

この場合、ループの本体が最初に一度実行され、その後に条件 `i >= 5` を評価します。条件を満たすまでループが継続されるため、最終的には `i = 4` の時にループを抜けることになります。

まとめ

前判定ループと前置判定ループは、ループ処理において非常に重要な概念です。適切に使い分けることで、より効率的なプログラムを作成することができます。是非、この概念をしっかりと理解し、プログラミングのスキルアップに役立ててください。

参考記事

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