プロトコルスタックとプロトコルスイートとは?ネットワーク通信の基本概念をわかりやすく解説
プロトコルスタックとは?
ネットワーク通信において、機器同士が情報をやり取りするためには共通のルールが必要です。このルールのセットを「プロトコルスタック」と呼びます。
プロトコルスタックは、OSI参照モデルに基づいて階層的に構成されています。一般的に使用されているのは、TCP/IPプロトコルスタックです。TCP/IPプロトコルスタックは、アプリケーション層、トランスポート層、インターネット層、ネットワークアクセス層の4層から構成されます。
プロトコルスイートとは?
プロトコルスイートは、複数のプロトコルスタックの集合のことを指します。例えば、インターネットにおいては、TCP/IPプロトコルスイートが使用されています。
プロトコルスイートには、TCP/IP以外にも様々な種類があります。代表的なものに、IPX/SPX、NetBEUI、AppleTalkがあります。
まとめ
プロトコルスタックとプロトコルスイートは、ネットワーク通信の基本的な概念です。機器同士が情報をやり取りする際には、共通のルールであるプロトコルが必要であるため、プロトコルスタックとプロトコルスイートが必要になってきます。TCP/IPプロトコルスイートが一般的に使用されているため、理解しておくことが大切です。
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