静的変数とは？
静的変数は、プログラム内に定義された変数のうち、プログラムの実行中に値が変更されず、一定の値を保持し続ける変数のことです。静的変数は、そのスコープ内でのみ有効であり、他の関数やファイルからは利用することができません。静的変数は、メモリ上に常に確保されており、プログラムが終了するまで値を保持し続けます。
静的変数の基本概念
静的変数は、以下のように定義されます。
“`
static <変数の型> <変数名>;
“`
静的変数が定義された場合、その初期値は0に設定されます。静的変数は、以下のような箇所で使用することができます。
“`
void sampleFunction() {
static int count = 0;
count++;
printf(“Count: %dn”, count);
}
“`
上記の例では、静的変数 count が定義されており、関数が呼び出されるたびに値がインクリメントされます。このように静的変数は、関数の呼び出し回数を数えるなど、プログラム全体で共有される変数を扱う場合に利用されます。
まとめ
静的変数は、プログラム内で一定の値を保持し続ける変数であり、そのスコープ内でのみ有効であることに注意が必要です。静的変数は、メモリ上に常に確保されており、他の関数やファイルからは利用できないという特徴があります。プログラムの実行中に値が変化しない変数を扱う場合には、静的変数の利用を検討すると良いでしょう。
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