テーブルスペースと表領域とは?データベース管理の基本概念をわかりやすく解説
テーブルスペースとは?
テーブルスペースとは、データベース内でデータを格納するための領域のことです。具体的には、テーブルやインデックス、ビューなどのオブジェクトを格納するスペースを指します。
テーブルスペースは、複数のデータファイルにまたがって使用することができます。データファイルとは、物理的にデータを保存するために使用されるファイルのことです。複数のデータファイルを使用することで、データのバックアップや復旧、性能向上などが行いやすくなります。
表領域とは?
表領域とは、テーブルスペースの中で実際にデータを保存するための領域のことです。つまり、テーブルスペースはデータの保存場所を提供するだけで、表領域が実際にデータを保存するための場所となります。
表領域は、1つのテーブルスペース内に複数作成することができます。また、1つの表領域に複数のテーブルを配置することができます。表領域を複数作成することで、データの管理やバックアップ、復旧が容易になります。
まとめ
テーブルスペースと表領域は、データベース管理において非常に重要な概念です。テーブルスペースは、データを格納するための領域を提供し、表領域はその領域の中で実際にデータを保存するための場所です。テーブルスペースや表領域を適切に設計することで、データの管理やバックアップ、復旧が容易になり、データベースの性能向上にもつながります。
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