TCPセッションとTCPコネクションとは?インターネット通信の基本概念をわかりやすく解説
TCP(Transmission Control Protocol)は、インターネット上でデータの送受信を行うために使われる通信プロトコルの一つです。TCPの通信方式には、セッションとコネクションという、2種類の方法があります。
TCPセッションとは?
TCPセッションとは、通信相手と接続する際に使用される通信路のことを指します。セッションは、通信が必要になった時に行われ、通信が終了するとセッションも終了します。TCPセッションは、パケットの送信や受信を行うための仮想的な通信路であり、データを送受信するためには必ずセッションが確立される必要があります。
TCPコネクションとは?
一方、TCPコネクションとは、セッションが確立された後の実際の通信のことを指します。セッションが確立しても、まだデータの送受信は行われていません。TCPコネクションは、実際にデータを送信し、受信することができるようになるまでのプロトコルのことを指します。
まとめ
TCPセッションとTCPコネクションは、インターネット上の通信において非常に重要な役割を持っています。セッションは通信相手と接続するための仮想的な通信路であり、コネクションは実際にデータの送受信を行うためのプロトコルです。このように、TCPセッションとTCPコネクションについて理解することで、よりスムーズなインターネット通信ができるようになります。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版