UDPヘッダとは?ネットワーク通信の基本概念を簡単に解説

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UDPヘッダとは?ネットワーク通信の基本概念を簡単に解説

UDPとは

UDP(User Datagram Protocol)は、インターネットにおける通信プロトコルの1つであり、データのパケット化・転送を行う際に用いられます。特に、ビデオストリーミングやオンラインゲームなど、リアルタイム性が要求されるアプリケーションに向いています。

UDPヘッダとは

UDPヘッダとは、UDPプロトコルを利用した通信時に、各パケットに付加される情報のことを指します。UDPヘッダは、データグラム長、ソースポート、宛先ポート、チェックサムなどの情報を含んでいます。

各情報について

・データグラム長:パケットの総バイト数を表します。UDPで送信されるデータの一部が欠落しても影響を受けにくいため、この情報は必須ではありません。

・ソースポート:送信元のポート番号を表します。ポート番号は、1つのノード上で複数のアプリケーションが同時に通信する場合に、それらを区別するために利用されます。

・宛先ポート:受信者のポート番号を表します。送信先のアプリケーションがどのポートを使用しているかを指定することで、正しい相手にデータを送信することができます。

・チェックサム:パケットの誤り検出に用いられる値で、送信元が送信したパケットを受信側が正しく受け取れたかどうかを確認するために使用されます。

まとめ

UDPヘッダは、UDPプロトコルを利用した通信時に、各パケットに付加される情報のことを指します。データグラム長、ソースポート、宛先ポート、チェックサムなどの情報を含んでいます。UDPは、リアルタイム性が要求されるアプリケーションに向いているため、正しい理解を深めることが重要です。

参考記事

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