ボリュームラベルとボリューム名とは?コンピュータストレージの基本概念をわかりやすく解説
コンピュータストレージとは、ハードディスク、SSD、USBフラッシュドライブなど、データを保存するための機器やメディアのことを指します。その中でも、データを保存するためにファイルシステムと呼ばれる仕組みが必要となります。ファイルシステムは、データの管理や整理を行うシステムであり、その中でもボリュームラベルとボリューム名という要素があります。
ボリュームラベルとは?
ボリュームラベルとは、ファイルシステム上でのボリュームの名前のことを指します。Windowsの場合、ドライブレター(Cドライブ、Dドライブなど)と共に表示される名前がボリュームラベルとなります。ボリュームラベルは、最大で11文字まで指定することができ、数字やアルファベットなどの半角文字、スペースを含むことができます。また、日本語を含めた全角文字を使うこともできますが、ファイルの移動やコピー時にエラーが発生する場合があるため、半角文字を使用することを推奨します。
ボリューム名とは?
ボリューム名とは、ボリューム内に保存されているフォルダやファイルに付けられる名前のことを指します。ボリュームラベルとは異なり、ボリューム内の各フォルダやファイルに対し、異なる名前を付けることができます。ボリューム名は、最大で255文字まで指定することができ、数字やアルファベットなどの半角文字、スペース、記号などを含むことができます。また、ボリューム名にはWindowsやMac OSなどのOSによって予約語があり、それらは使用できないため注意が必要です。
以上が、ボリュームラベルとボリューム名というコンピュータストレージの基本的な概念についての解説でした。データを管理する上で重要な役割を担っているため、正しく理解しておくことが必要です。
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