WWIDとWWNとは?ストレージネットワークの基本概念をわかりやすく解説

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WWIDとWWNとは?ストレージネットワークの基本概念をわかりやすく解説

はじめに

ストレージネットワークには、数多くの用語があります。その中でも、WWIDとWWNは、よく使われる基本的な用語です。しかし、初心者にとっては理解が難しいこともあるでしょう。そこで、本記事では、WWIDとWWNの基本的な知識から、ストレージネットワークの基本概念をわかりやすく解説していきます。

WWIDとは?

WWIDは、「World Wide Identifier」の略称で、ワールドワイドに一意な識別子を表します。これは、ストレージネットワークに接続されたサーバーやストレージ装置を一意に識別するために使用されます。WWIDは、ファイバーチャネルやiSCSIなどのストレージネットワークプロトコルで使用されます。

WWIDは、16進数の数字で表され、例えば、50:01:43:80:14:0a:00:01:00:00:00:00:00:00:00:00のようになります。この数字は、製造元が割り当てた固有の番号で、製品ごとに異なります。サーバーやストレージ装置が、このWWIDをもとに識別されます。

WWNとは?

WWNは、「World Wide Name」の略称で、ワールドワイドに一意な名前を表します。WWNは、WWIDと同様に、サーバーやストレージ装置を一意に識別するために使用されます。WWNは、ファイバーチャネルやFCoEなどのストレージネットワークプロトコルで使用されます。

WWNは、通常、64ビットまたは128ビットの数字で表されます。例えば、21:00:00:e0:8b:b5:02:33のようになります。WWNは、FCポートが識別されるための識別子として使用されます。WWNは、ワールドワイドに一意な名前であるため、一度割り当てられたWWNは、他の装置には割り当てられません。

まとめ

本記事では、WWIDとWWNの基本的な知識から、ストレージネットワークの基本概念を解説しました。WWIDとWWNは、ストレージネットワークにおける重要な用語であり、正確に理解することが大切です。今後、ストレージネットワークを扱う際には、この記事を参考にしてください。

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