WWNとWWIDとは？データストレージの基本概念をわかりやすく解説
WWNとは？
WWN（World Wide Name）とは、データストレージの世界で用いられている識別子の一つです。このWWNは、ストレージアレイやホストバスアダプター、光ファイバーチャネルハブなどにユニークに割り当てられています。これにより、複数のストレージアレイやホストバスアダプターを使用する際に、ネットワーク上での個別の認識が可能となっています。
WWIDとは？
一方、WWID（World Wide Identifier）は、複数のWWNを1つに束ねる役割を持つ識別子です。たとえば、サーバのホストバスアダプターに複数のWWNが割り当てられている場合、WWIDを使用することによって、1つのホストバスアダプターとして認識させることができます。これにより、管理上の手間を削減できるため、多くの企業でWWIDが使用されています。
まとめ
WWNとWWIDは、データストレージの世界で用いられる識別子であり、それぞれの特徴を持っています。WWNは個別の認識に適した識別子であり、WWIDは管理上の手間を削減するために使用される識別子です。これらの識別子を正確に理解することによって、データストレージの管理が効率的かつ正確に行えるようになるでしょう。
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