XSRF・CSRFとは?ウェブセキュリティの基本概念をわかりやすく解説
XSRFとは?
XSRFとは、クロスサイトリクエストフォージェリの略語であり、ウェブセキュリティの脅威の一つです。攻撃者がサイトの脆弱性を突いて、ユーザーが意図しない操作を行うように仕向ける攻撃方法です。たとえば、攻撃者がそのユーザーがログイン済みのサイトに対して意図しないリクエストを送信し、そのユーザーが知らないうちに大切な情報を書き換えたり、支払いを行ったりすることができます。
CSRFとは?
CSRFとは、クロスサイトリクエストフォージェリの別名で、ユーザーの認証情報を利用して意図しない操作を行う攻撃方法です。たとえば、攻撃者がそのユーザーがログイン済みのサイトに対して意図しないリクエストを送信し、そのユーザーが知らないうちに大切な情報を書き換えたり、支払いを行ったりすることができます。XSRFと違い、CSRFはCookieを利用して攻撃することができます。
対策方法
XSRFやCSRFを防ぐためには、以下のような対策が必要です。
– ユーザー認証トークンの利用: ユーザーがログインした際にトークンを発行し、送信先サイトでトークンの一致を確認することで、攻撃を防ぐことができます。
– SameSite属性の利用: CookieにSameSite属性を指定することで、サードパーティーサイトからのCookie利用を制限し、攻撃を防ぎます。
– リファラーチェックの実施: リファラーチェックをすることで、攻撃元が正当なサイトかどうかを確認し、攻撃を防ぐことができます。
以上が、XSRF・CSRFの基本概念と対策方法についての解説です。ウェブ開発やセキュリティ対策を行う際には、これらの知識を必ず身に付けるようにしましょう。
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