2NF(セカンド・ノーマル・フォーム)とは?データベース設計の基本概念をわかりやすく解説

Explanation of IT Terms

2NF(セカンド・ノーマル・フォーム)とは?

2NF(セカンド・ノーマル・フォーム)は、データベース設計における基本概念の一つです。データベースを設計する際には、正規化(データの整合性を高めるための処理)が必要であり、その中で2NFは最も基本的な概念の一つです。

2NFは、一つのテーブル内に複数の主キーを持たないことを指します。つまり、あるテーブル内で一つの主キーに対して、複数の非主キー属性で表現されることは許されますが、複数の主キーを持つことは許されません。

例えば、以下のようなテーブルがあるとします。

  • 社員マスター
    • 社員コード
    • 社員名
    • 部署
  • 勤務履歴
    • 社員コード
    • 勤務日
    • 出勤時間
    • 退勤時間

この場合、勤務履歴テーブルは2つの主キーで構成されています(社員コード、勤務日)。しかし、社員マスターにおいて、社員コードが主キーとなっているため、勤務履歴テーブルで社員コードを持つことは問題ありません。このように、2NFを満たしている場合、データベース内のデータは重複することがなく、正常に動作することが期待できます。

まとめ

2NFは、データベース設計における基本的な概念の一つであり、正規化によってデータ整合性を高めるために重要な存在です。データベースを構築する際には、2NFを遵守することで、より高品質なデータベースを構築することができます。

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