クライアントアクセスライセンスとは?- サーバーへのアクセス権を認可するライセンス

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クライアントアクセスライセンスとは?- サーバーへのアクセス権を認可するライセンスについて

はじめに

クライアントアクセスライセンスとは、企業や団体が所有するサーバーに接続するためのアクセス権を認可するライセンスのことです。このライセンスには様々な種類があり、それぞれの用途に合わせて取得する必要があります。この記事では、クライアントアクセスライセンスについて詳しく解説していきます。

クライアントアクセスライセンスとは?

クライアントアクセスライセンスは、一般的には「CAL」と略されます。これは、サーバー側にあるアプリケーションやデータを利用するために、クライアント側が取得すべきライセンスのことを指します。つまり、企業や団体が所有するサーバーに接続するためには、各クライアントがCALを取得する必要があるということです。

CALは、Microsoft社が提供するWindows ServerやExchange Server、SQL Serverなどのサーバーソフトウェアに対して提供される場合が多いです。CALは、サーバーソフトウェアの種類によって名称が異なることがありますが、機能や役割は同じです。

クライアントアクセスライセンスの種類

CALには、大きく分けて以下の3種類があります。

  • ユーザーCAL
  • デバイスCAL
  • リモートデスクトップサービスCAL

ユーザーCALは、企業や団体内の従業員やパートナーなど、サーバーにアクセスするユーザー人数分のCALを取得するタイプです。一方で、デバイスCALは、企業や団体内の共有デバイス(パブリックコンピューターなど)など、アクセスするデバイスの台数分のCALを取得するタイプです。

リモートデスクトップサービスCALは、Windows Serverで提供されるリモートデスクトップ機能を利用するために必要なCALです。このCALを持っていれば、外部からのリモートアクセスも可能になります。

まとめ

クライアントアクセスライセンスは、企業や団体が所有するサーバーにアクセスするためのライセンスです。CALにはユーザーCAL、デバイスCAL、リモートデスクトップサービスCALの3種類があり、それぞれの用途に合わせて取得する必要があります。CALを適切に管理することで、ソフトウェアライセンス遵守やセキュリティ強化などに役立ちます。

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