.cmdファイルとは?コマンドプロンプトで使われるスクリプトの基本概念を分かりやすく解説

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.cmdファイルとは?

.cmdファイルとは、Windowsのコマンドプロンプトで使用されるスクリプトファイルのことです。拡張子は「.cmd」または「.bat」が使われます。.cmdファイルを使用することで、一連のコマンドを自動的に実行することができます。

コマンドプロンプトとは?

コマンドプロンプトは、Windowsのコマンドラインインターフェースで、テキストベースのコマンドを入力して操作することができます。GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)の代わりに、キーボード入力で操作を行うことができます。

.cmdファイルの基本概念

.cmdファイルは、複数のコマンドを一つにまとめて、バッチ処理を行うことができます。一連の処理を、手動で1つずつ実行する必要性がなくなり、自動化された処理が可能になります。

基本構造

.cmdファイルの基本的な構造は、以下のようになっています。

“`
@echo off
コマンド1
コマンド2
:
コマンドn
“`

「@echo off」で、実行されるコマンドを表示しないように設定します。その後、一連のコマンドを順番に実行するように指定します。各コマンドは改行または「&」を使用して区切られます。

具体例

例えば、以下のような.cmdファイルを作成した場合、一度に複数のファイルを削除することができます。

“`
@echo off
del file1.txt
del file2.txt
del file3.txt
“`

このように、.cmdファイルを使用することで、コマンドプロンプトで手動で入力する必要があった複数のコマンドを一つにまとめ、作業の効率化を図ることができます。

まとめ

.cmdファイルは、Windowsのコマンドプロンプトで使用されるスクリプトファイルのことで、一連の処理を自動化することができます。.cmdファイルの基本構造は、複数のコマンドを一つにまとめることができ、作業の効率化に役立ちます。

参考記事

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