「宛先ポート (デスティネーションポート)」とは? – ネットワーク通信において、送信先のアプリケーションが待ち受けるポート番号について解説

Explanation of IT Terms

「宛先ポート (デスティネーションポート)」とは?

ネットワーク通信において、送信元から送信先にデータを送る際に、送信先のアプリケーションが待ち受けているポート番号を指定する必要があります。このポート番号を「宛先ポート (デスティネーションポート)」と呼びます。

例えば、WebブラウザでWebページを閲覧する際には、ポート番号80番が使われます。このとき、送信元のWebブラウザが送信先のWebサーバにアクセスする際には、宛先ポート番号として80番を指定することになります。

ポート番号とは?

ポート番号とは、TCP/IP通信におけるデータ通信のためにコンピュータ内で設定される識別番号のことです。ポート番号は、0から65535までの範囲で設定されます。一般的に、0から1023までの番号は、標準的なプロトコルに予約されています。

ポート番号は、アプリケーションごとに異なります。たとえば、Webサイトを閲覧する際に使用されるHTTPプロトコルでは、ポート番号として80番が使用されます。また、メールソフトでメールを送信する際に使用されるSMTPプロトコルでは、ポート番号として25番が使用されます。

まとめ

「宛先ポート (デスティネーションポート)」は、ネットワーク通信において送信先のアプリケーションが待ち受けるポート番号のことです。ポート番号は、TCP/IP通信においてコンピュータ内で設定される識別番号であり、アプリケーションごとに異なります。正しいポート番号を指定することで、正確な通信が行えるようになります。

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