FAXモデムとは?- ファックスモデムの役割と種類

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FAXモデムとは?

FAXモデムとは、通信機器の一種で、データ通信に用いられるモデムの中でも、ファックス通信に特化したものです。FAXモデムを使用することで、コンピュータからファックスを送信したり、FAXを受信してコンピュータに取り込んだりすることが可能になります。

ファックスモデムの役割

FAXモデムの主な役割は、コンピュータとファックス機を接続することです。コンピュータからFAXを送信する場合、FAXモデムはコンピュータの信号を変換し、電話回線に送信します。また、FAXを受信する場合には、電話回線からの信号をFAXモデムが受信し、コンピュータに取り込みます。

FAXモデムは、インターネットが普及する前まで広く使用されていました。しかし、現在ではインターネットによる電子メールの普及などにより、FAXの需要は減少傾向にあります。それでも、ビジネスシーンでは依然としてFAXが必要な場合があるため、FAXモデムはなお重要な役割を担っています。

ファックスモデムの種類

FAXモデムには、内蔵式と外付け式の2種類があります。内蔵式のFAXモデムは、コンピュータの内部に取り付ける形で使用されます。一方、外付け式のFAXモデムは、USBポートやシリアルポートを介してコンピュータに接続されます。

また、FAXモデムには通信速度によって異なる種類があります。最も遅い通信速度のものでは、14.4kbps程度で通信することができますが、最も高速なものでは、56kbps程度の通信速度を実現することができます。

以上が、FAXモデムとその役割・種類についての解説です。FAXの需要が減少傾向にある一方で、ビジネスにおいては依然としてFAXが必要な場合があるため、FAXモデムについて理解しておくことは重要です。

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