ヘッダファイル(.hファイル)とは?C言語・C++の基本概念を分かりやすく解説

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ヘッダファイル(.hファイル)とは?

ヘッダファイルとは、C言語やC++などのプログラミング言語において、関数や変数、構造体の宣言をまとめたファイルのことを指します。ヘッダファイルは、プログラムの中で複数回使われる機能を定義するためのものであり、重要な役割を担っています。

ヘッダファイルの基本概念

ヘッダファイルは、一般的には「.h」という拡張子を持っています。このファイルには、プログラムで使用する関数や変数、構造体の宣言が書かれています。プログラマーは、このヘッダファイルを読み込むことで、宣言された要素を使用することができます。

ヘッダファイルの書き方は、基本的には以下のような形式になります。

“`
#ifndef __HEADER_FILE_NAME_H__
#define __HEADER_FILE_NAME_H__

// プロトタイプ宣言やマクロ定義など

#endif
“`

まず、ifndefとdefineの後に、ファイル名を記述したマクロが定義されます。ここで定義されたマクロは、重複してファイルを読み込まないようにするために使用されます。次に、プロトタイプ宣言やマクロ定義などを記述します。最後に、endifで閉じて終了します。

ヘッダファイルの使い方

ヘッダファイルは、プログラムの中で以下のように使用します。

“`
#include
“`

このように、include文を使用することで、ヘッダファイルを読み込むことができます。プログラマーは、この方法でヘッダファイルを読み込むことで、宣言された要素を使用することができます。

まとめ

プログラミング言語において、ヘッダファイルとは関数や変数、構造体の宣言をまとめたファイルのことを指します。ヘッダファイルは、プログラムの中で複数回使われる機能を定義するためのものであり、重要な役割を担っています。プログラムの中で、include文を使用することでヘッダファイルを読み込むことができます。

参考記事

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