ヒアドキュメント (here document) とは?
ヒアドキュメントは、プログラミング言語における文字列の操作方法の1つです。主に、複数行にわたるテキストを、簡単に作成するために使用されます。ヒアドキュメントを使用することで、複数行の文字列を簡潔に表現できる上、可読性が向上します。
ヒアドキュメントの基本概念
ヒアドキュメントは、「<<」演算子を使用して定義されます。基本書式は次のようになります。 ```
<< ラベル
文字列
ラベル
``` この場合、文字列はラベルの終わりまでの複数行にわたる文字列になります。 例えば、以下のように記述することで、HTMLの文書を生成することができます。 ```
print <
Hello world!
EOF
“`
このように、HTMLの文書を生成する場合、複数行にわたるHTMLタグの文書を、手動で改行することなく一度に記述できます。また、HTML文書には必ずという指定が必要ですが、このように記述することで、指定を省略することができます。
まとめ
ヒアドキュメントは、プログラマーにとって非常に便利な機能です。複数行にわたる文字列を手軽に生成できるため、可読性が向上し、コードの記述効率がUPします。Pythonをはじめとする多くのプログラミング言語で、ヒアドキュメントを利用できます。しかし、ラベルの指定方法や、終了条件など、注意すべき点もあります。上手に活用しましょう。
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