「KVMスイッチ」とは? – サーバを切り替えるための装置の概要と使い方について解説

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「KVMスイッチ」とは?-サーバを切り替えるための装置の概要と使い方について解説

KVMスイッチとは?

KVMスイッチとは、キーボード、ビデオ、マウスの頭文字を取った略語で、コンピューターサーバーを複数接続し、切り替えて操作するための装置です。 通常、サーバーはラック内に設置され、物理的な操作が必要な場合がありますが、KVMスイッチは1つのモニター、キーボード、マウスを介して、複数のサーバーを接続し、管理することができます。

KVMスイッチの種類

KVMスイッチには、スタンドアロンタイプ、IP経由タイプ、マトリックスタイプ、コンソールスイッチタイプの4つの種類があります。

・スタンドアロンタイプ
スタンドアロンタイプは、パソコンと同じように単独で使用することができます。1つ以上のサーバーを接続し、同時に制御することができます。

・IP経由タイプ
IP経由タイプは、インターネット経由でサーバーをリモートコントロールできるようになっています。これにより、複数の場所からサーバーを管理できるようになりました。

・マトリックスタイプ
マトリックスタイプは、スタンドアロンタイプの機能に加えて、複数のユーザーが同時に複数のサーバーを操作できるようになっています。

・コンソールスイッチタイプ
コンソールスイッチタイプは、複数のKVMスイッチを接続し、集中管理することができます。

KVMスイッチの使い方

KVMスイッチを使う場合は、以下の手順を守ってください。

1. KVMスイッチ本体とサーバーを接続する。
2. モニター、キーボード、マウスをKVMスイッチに接続する。
3. KVMスイッチを電源に接続し、本体とサーバー間の接続を確認する。
4. サーバーを切り替えて管理する。

サーバーを切り替える場合は、選択したいサーバーのチャンネル番号を入力するか、KVMスイッチ本体にあるボタンを押して操作します。

まとめ

KVMスイッチは、1つのデバイスで複数のサーバーを切り替えて管理できる装置です。 スタンドアロンタイプ、IP経由タイプ、マトリックスタイプ、コンソールスイッチタイプの種類があり、使い方も簡単です。 サーバー管理者やデータセンターのスタッフに必要不可欠な装置です。

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