パッシブスピーカーとは?音響システムの基本概念をわかりやすく解説します
音響システムにおいて、スピーカーは重要な役割を担っています。スピーカーには、アクティブスピーカーとパッシブスピーカーの2種類があります。ここでは、パッシブスピーカーについて詳しく解説していきます。
パッシブスピーカーとは?
パッシブスピーカーとは、アンプや音源から送られてきた信号をそのまま音に変える、最もシンプルなスピーカーの形態です。名前の「パッシブ」とは「受動的」という意味で、電力を直接供給することができないことを示しています。
アンプやプリアンプなどの機器を介して、入力された信号を増幅させてからスピーカーに送る必要があります。このため、通常はアンプとスピーカーをセットで使用することが一般的です。
アクティブスピーカーとの違いは?
一方、アクティブスピーカーは、内蔵のアンプによってスピーカーを駆動するため、外部のアンプが不要となります。また、それぞれのスピーカーに内蔵されたアンプが、スピーカーの最適なパフォーマンスを引き出すために最適化されているため、音質の向上が期待できます。
しかしながら、アクティブスピーカーは価格が高く、機能が多様であるため、初心者にはあまりおすすめできません。一方、パッシブスピーカーは安価で手軽に組み合わせることができるため、まずは入門用として利用されることが多いです。
まとめ
パッシブスピーカーとは、アンプや音源から送られてきた信号をそのまま音に変える、最もシンプルなスピーカーの形態です。外部アンプとの組み合わせで使用することが一般的で、そのためにはアンプとスピーカーをセットで購入する必要があります。アクティブスピーカーと比べ価格が安価で手軽に組み合わせることができますので、入門者におすすめです。
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