パーミッシブライセンスとは?BSDスタイルライセンスの基本概念と特徴をわかりやすく解説
プログラムの利用条件が定められるライセンスは、オープンソースの世界において非常に重要な役割を果たしています。中でも、パーミッシブライセンスは、BSDライセンス、MITライセンスなどに代表されるライセンスの総称として知られています。
パーミッシブライセンスとは何か?
パーミッシブライセンスは、ソフトウェアを利用、配布する場合にある一定の条件を守ることで、自由に利用することができるライセンスです。つまり、パーミッシブライセンスのソフトウェアは、商用利用や改変、再配布が自由にできるということです。
BSDスタイルライセンスの基本概念
BSDスタイルライセンスは、University of California, Berkeley (UCB) で開発されたBerkeley Software Distribution (BSD)というオペレーティングシステムに使用された、MITライセンスをベースとしたライセンスです。パーミッシブライセンスの一種であり、商用利用や改変、再配布が自由にできます。
BSDスタイルライセンスの特徴
BSDスタイルライセンスの主な特徴は、以下の通りです。
- ソフトウェアの再配布には、ライセンスの条項を含める必要がありますが、改変後のソフトウェアには自分の名前を冠することができます。
- ソフトウェアの使用、改変、再配布に対して、いかなる制限も設けられていません。
- ライセンスの条項を含めることを条件に、商用目的で利用することができます。
以上が、パーミッシブライセンス、特にBSDスタイルライセンスについての基本的な概念と特徴です。オープンソースを利用する際には、ライセンスについてしっかりと理解し、適切に利用することが重要です。
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