パブリックキー(公開鍵)とは?暗号通信の基本概念をわかりやすく解説します
暗号通信とは、情報を安全にやり取りするための方式のことです。その中でも、パブリックキーという概念が広く知られています。パブリックキーは、暗号化された情報を受け取る相手に送信するための、公開された鍵のことです。
パブリックキー方式では、送信者が相手のパブリックキーを使って暗号化し、受信者は自分の秘密鍵を使用して復号することができます。つまり、秘密鍵を知らない第三者に対しては、暗号化された情報は復号が不可能な状態になっています。
一方で、秘密鍵方式では、送信者と受信者は事前に秘密鍵を共有する必要があります。そのため、鍵の配布に関する問題や秘密鍵の紛失といったリスクが存在します。これに対し、パブリックキー方式では、鍵を共有する必要がないため、より安全に情報をやり取りすることができます。
パブリックキー方式は、主にインターネット上での情報のやり取りに広く使用されています。具体的には、電子メールやオンラインバンキング、ウェブサイトのSSL証明書などが挙げられます。
以上が、パブリックキー(公開鍵)とは何か、暗号通信における基本的な概念についての解説でした。暗号通信は、情報セキュリティの重要な要素の一つであり、パブリックキー方式を理解することは、安全な情報のやり取りに欠かせません。
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