戻り値・返り値とは?
プログラミングにおいて、戻り値・返り値とは「関数やメソッドが実行され、その処理結果を呼び出し元に返す値」のことを指します。つまり、ある処理を行った結果を、別の場所で使用するために必要となる値です。
例えば、ある関数が引数として与えられた数値を2倍にして返す場合、その2倍にした結果を戻り値・返り値として呼び出し元に返します。
戻り値・返り値の使い方
戻り値・返り値は、関数やメソッド内で処理を行い、その結果を呼び出し元で利用するために使用されます。通常、関数やメソッドを呼び出す側から見た場合、戻り値・返り値がどのような値であるかを知ることが必要です。
例えば、ある関数が文字列を引数として受け取り、その文字列が何文字であるかを返す場合、呼び出し元では戻り値・返り値を用いて、その文字列の長さを取得することができます。
戻り値・返り値の種類
戻り値・返り値には、次のような種類があります。
- void型:戻り値・返り値が存在しない場合に使用される。
- int型:整数を返す場合に使用される。
- float型:浮動小数点数を返す場合に使用される。
- double型:倍精度浮動小数点数を返す場合に使用される。
- char型:1文字を返す場合に使用される。
- bool型:真偽値を返す場合に使用される。
- ポインタ型:メモリ上のアドレスを返す場合に使用される。
- オブジェクト型:複雑な構造を持ったオブジェクトを返す場合に使用される。
戻り値・返り値の種類によって、値の型や扱い方が異なりますので、プログラミングにおいては正確な値を返すことが非常に重要となります。
戻り値・返り値の注意点
戻り値・返り値を使用するにあたって、次のような注意点があります。
- 戻り値・返り値が存在する場合は、必ずその値を返すようにする。
- 戻り値・返り値は、意味のある情報を返すこと。
- 戻り値・返り値の型は、処理結果に応じた正しい型を選択すること。
- 戻り値・返り値は、必要に応じて変数に格納することができる。
以上が、戻り値・返り値についての基本的な解説と注意点です。戻り値・返り値を正しく扱うことで、より効率的なプログラムを作成することができます。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版