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セッターメソッドとは?オブジェクト指向プログラミングにおける基本概念について解説する。
セッターメソッドとは?
セッターメソッドは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、クラス内のフィールド値を設定するために使用されるメソッドのことです。クラスの外部からアクセスされることが多く、フィールド値を安全かつ正確に更新することができます。
セッターメソッドの役割
セッターメソッドは、クラス内で定義されたフィールドに対して、外部からのアクセスを制御することができます。これにより、データの整合性を保ち、プログラムの安全性を高めることができます。また、セッターメソッドを通じて、フィールド値の検証を行うことで、不正な値が設定されることを防ぐことができます。
セッターメソッドの記述方法
セッターメソッドの記述方法は、以下のようになります。
“`
public void setFieldName(Type fieldName){
this.fieldName = fieldName;
}
“`
ここで、”set”はメソッド名の接頭語として使われます。”FieldName”は、セッターメソッドが設定するフィールドの名前です。”Type”は、フィールドの型を表します。
セッターメソッドの利用方法
以下は、セッターメソッドの利用例です。
“`
public class SampleClass {
private int sampleField;
public void setSampleField(int sampleField) {
this.sampleField = sampleField;
}
public int getSampleField() {
return sampleField;
}
}
public class Main {
public static void main(String[] args) {
SampleClass sample = new SampleClass();
sample.setSampleField(10);
System.out.println(sample.getSampleField());
}
}
“`
これにより、sampleFieldフィールドに10が設定され、その値がコンソール上に出力されます。
まとめ
オブジェクト指向プログラミングにおいて、セッターメソッドは重要な役割を果たします。フィールドの値を安全かつ正確に設定することで、プログラムの安全性を高め、データの整合性を保つことができます。そのため、セッターメソッドの正しい使い方を理解し、適切に利用することが求められます。
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