静的配列とは?基本概念を解説
静的配列とは
静的配列は、プログラミングにおいて定義される基本的なデータ構造の一つです。静的配列は、同じ型の複数の要素をまとめたデータのことを指します。静的配列は、プログラムの実行中に定義され、一度定義されると要素数を増減することができません。
静的配列の例
静的配列の例を見てみましょう。以下は、C言語で3つの整数を格納する静的配列を定義する例です。
“`c
int numbers[3] = {1, 2, 3};
“`
この場合、要素数は3であり、それぞれ1, 2, 3という値が初期化されています。
静的配列の基本概念
静的配列は、同じ型の複数の要素を保持するためのデータ構造であるということは既に述べましたが、より詳細に見てみましょう。
静的配列は、プログラムメモリ上に隣接した領域に要素を並べて格納されます。要素はインデックス(添字)を使ってアクセスすることができ、配列の先頭要素のインデックスは0から始まります。
静的配列は一度要素数を定義すると、要素数を増減することができないという特徴があります。プログラム実行中に要素数を変更する必要がある場合は、動的配列を利用する必要があります。
静的配列の利用例
静的配列は、データを整理して格納するだけでなく、多くのプログラミング言語で配列機能を利用したループ処理が行われます。
以下は、Pythonで静的配列を利用して、要素数5のリストを定義し、ループ処理を行う例です。
“`python
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
for i in range(len(numbers)):
print(numbers[i])
“`
このプログラムは、numbersという静的配列を定義し、ループ処理を行い、1から5までの数字を出力するものです。
まとめ
静的配列は、プログラミングにおいて基本的なデータ構造の一つであり、同じ型の複数の要素をまとめて格納することができます。要素数を変更することができないという特徴がありますが、多くのプログラミング言語で配列機能を利用したループ処理が行われます。静的配列の基本概念について、理解を深めることができたかと思います。
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