スタブリゾルバ(stub resolver)とは? – ネットワーク用語
ネットワークにおいて、スタブリゾルバはDNS(Domain Name System)の一種で、クライアントPCがドメイン名をIPアドレスに変換するための機能を持っています。スタブリゾルバは、ローカルのDNSサーバに接続し、名前解決を行い、結果をクライアントPCに返します。このように、スタブリゾルバは、ネットワークに接続しているすべての機器が、ドメイン名をIPアドレスに変換できるようにする重要な機能を担っています。
スタブリゾルバの動作
スタブリゾルバは、クライアントPCにインストールされ、名前解決のためにDNSクエリを発行します。このDNSクエリには、クライアントが解決しようとしているドメイン名が含まれています。スタブリゾルバは、このDNSクエリをローカルのDNSサーバに送信し、応答を受信します。応答には、ドメイン名とIPアドレスのペアが含まれ、スタブリゾルバはクライアントPCに応答を返します。このように、スタブリゾルバは、DNSクエリを発行することで、ドメイン名をIPアドレスに変換し、クライアントPCに返します。
スタブリゾルバの利用
スタブリゾルバは、一般的に、小規模なネットワークや個人ユーザーが利用する場合が多いです。大規模なネットワークでは、スタブリゾルバからローカルのDNSサーバーに接続し、名前解決を行います。また、企業や組織などが利用するDNSサーバーには、スタブリゾルバよりも高度な機能を持ったリゾルバが使用されることが一般的です。
まとめ
スタブリゾルバは、DNS名前解決サービスの一種で、ドメイン名をIPアドレスに変換するための機能を持っています。クライアントPCにインストールされ、ローカルDNSサーバに接続し、名前解決を行います。小規模なネットワークや個人ユーザーが利用する場合が多く、大規模なネットワークでは、スタブリゾルバからローカルのDNSサーバーに接続することが一般的です。
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