スタイルシート(style sheet)とは? – ウェブ開発用語
ウェブ制作の現場において、スタイルシート(style sheet)は非常に重要な役割を担っています。スタイルシートとは、ウェブサイトやアプリケーションのデザインに関する情報を集約し、スタイルを統一的に適用するための仕組みのことです。
スタイルシートには、主に3種類あります。1つは、HTML内に直接記述する「インラインスタイルシート」、2つめはHTMLとは別ファイルにCSSを書いた「外部スタイルシート」、そして最後に、HTMLとCSSを一つのファイルにまとめる「埋め込みスタイルシート」です。
スタイルシートを使うことによって、各要素に対してスタイルを一括で適用できます。例えば、文字の色やフォント、背景色、余白、レイアウトなどを指定することができます。これにより、ウェブサイト全体のデザインを一元管理できるため、大幅なデザイン変更もスムーズに行うことができます。
また、スタイルシートはSEOにも影響を与えます。Googleは、ウェブサイトのクオリティを高めるために、HTMLとCSSを分離することを推奨しており、外部スタイルシートを使うことで、検索エンジンにとって読みやすく、理解しやすいウェブサイトを作ることができます。
スタイルシートは直感的なデザインを実現するための必須ツールです。ウェブサイトやアプリケーションを開発する上で、スタイルシートに関する知識は必要不可欠です。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版