「thermistor」とは？
thermistorとは、温度を電気抵抗値に変換することができるセンサーの一種です。英語で「thermally sensitive resistor」または「thermal resistor」と呼ばれ、熱による抵抗値の変化を利用して、温度を計測することができます。thermistorの特徴は、小型化と高感度であり、幅広い温度範囲で使用することができることです。
thermistorの種類
thermistorには、正温度係数型（PTC）と負温度係数型（NTC）の2種類があります。
PTCは、温度が上昇すると抵抗値が上昇する特性を持ちます。一方、NTCは、温度が上昇すると抵抗値が下降する特性を持ちます。PTCとNTCは、それぞれの特性に応じて使用用途が異なります。
thermistorの応用例
thermistorは、温度計測以外にも、以下のような応用例があります。
– オーディオアンプの電源増幅回路のサージ保護
– 白熱電球の効率化
– バッテリー充電制御の温度保護
また、thermistorは、製造コストが低く、小型で高感度であるため、家電製品や自動車、医療機器など、幅広い分野で使用されています。
まとめ
今回は、thermistorという温度を電気抵抗値に変換するセンサーの一種について解説しました。thermistorには、正温度係数型（PTC）と負温度係数型（NTC）の2種類があり、それぞれの特性に応じて使用用途が異なります。また、thermistorは、製造コストが低く、小型で高感度であるため、幅広い分野で使用されています。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版