URI(Uniform Resource Identifier)とは?ウェブ上のアドレスの基本概念をわかりやすく解説

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URIとは?

URI(Uniform Resource Identifier)は、ウェブ上のアドレスを表すための基本概念です。URIは、URL(Uniform Resource Locator)やURN(Uniform Resource Name)などの規格を包含する、より広い概念です。URLは、ウェブ上の特定のリソースのアドレスを表し、URNは、そのリソースの識別子としての役割を持ちます。つまり、URIは、どんな種類のリソースでも一意に識別するための概念として使われています。

URIの構成要素

URIは、次のような構成要素で構成されています。

– スキーム:URIの種類を示す識別子
– ホスト名:URIが参照するリソースが存在するサーバのホスト名
– ポート番号:サーバが使うポート番号
– パス:リソースの場所を示すパス名
– クエリ:URIが参照するリソースに関する情報
– フラグメント:リソース内の特定の場所を示す識別子

例えば、次のようなURIがあります。

“`
https://example.com:443/foo/bar.html?query1=123#section2
“`

このURIの部分を分解すると、次のようになります。

– スキーム:https
– ホスト名:example.com
– ポート番号:443
– パス:/foo/bar.html
– クエリ:query1=123
– フラグメント:section2

URIの種類

URIには、次のような種類があります。

– URL:ウェブ上のリソースのアドレスを表すURI
– URN:リソースの一意な識別子を表すURI
– URC:リソースへのアクセス方法を表すURI

URLは、Webページのアドレスのように、リソースが存在する場所を示します。URNは、リソースの内容を一意に識別するための識別子を示します。URCは、リソースへアクセスするために必要な情報を含むURIで、APIなどでよく使われます。

まとめ

URIは、ウェブ上のリソースを一意に認識するための概念であり、URLやURN、URCなどの種類があります。URIは、スキーム、ホスト名、ポート番号、パス、クエリ、フラグメントの構成要素で構成されています。URIの理解を深めることで、WebページやAPIなどの開発に役立てることができます。

参考記事

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