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仮想ドライブとは?
仮想ドライブとは、物理的なCDやDVDドライブを持たなくても、パソコン上でディスクイメージを読み込んで再生できる仮想的なドライブのことです。仮想ドライブを利用することで、実際にCDやDVDを挿入する必要がなく、ディスクの破損や紛失の心配もありません。
仮想ドライブは、主に以下の2つの方法で実現されます。
1. 仮想ドライブソフトを利用する方法
仮想ドライブを利用するためには、まず仮想ドライブソフトをインストールする必要があります。代表的な仮想ドライブソフトとしては、『DAEMON Tools Lite』や『Virtual CloneDrive』が挙げられます。これらのソフトを使うことで、簡単にディスクイメージをマウント(仮想ドライブに読み込む)することができます。
2. Windowsに標準搭載されている機能を利用する方法
Windowsには、標準で仮想ドライブをマウントできる機能が備わっています。具体的には、ディスクイメージを右クリックして『マウント(M)』を選択することで、仮想ドライブにディスクイメージを読み込むことができます。ただし、Windowsの機能だけでは、ISO形式のディスクイメージにしか対応していないため、その他の形式のディスクイメージを読み込む場合には、別途ソフトを導入する必要があります。
仮想ドライブを利用するメリット
仮想ドライブを利用することで、以下のようなメリットがあります。
1. ディスクの行方を気にする必要がない
実際にCDやDVDを使って作業をする場合、ディスクが紛失したり、傷ついたりすると、作業が中断することがあります。しかし、仮想ドライブを利用すれば、ディスクの行方を気にする必要がなくなります。
2. いつでもどこでも利用できる
仮想ドライブにディスクイメージをマウントしておけば、いつでもどこでも再生することができます。また、1つのディスクイメージを複数のパソコンで共有することもできます。
3. CD/DVDドライブを搭載していないパソコンでも利用できる
最近のノートパソコンやタブレットなど、一部の機種ではCD/DVDドライブが搭載されていない場合があります。しかし、仮想ドライブを利用すれば、そのような機種でもCD/DVDドライブのような機能を実現することができます。
まとめ
仮想ドライブを利用することで、ディスクイメージを物理ドライブと同様に扱うことができます。また、CD/DVDドライブが搭載されていないパソコンでも利用できるため、幅広い用途に活用できます。仮想ドライブソフトは無料で提供されているものが多く、使い方も簡単なため、ぜひ活用してみてください。
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