IDE Enhanced IDEとは?
IDEとは、Integrated Drive Electronicsの略で、パーソナルコンピュータやサーバーなどで使用されるディスクインターフェースの一種です。IDEは、ハードディスクドライブやCD/DVDドライブ、ブルーレイドライブなどを、コンピュータと接続する際に使用されます。IDEは、ATA(Advanced Technology Attachment)とも呼ばれることがあります。
IDE Enhanced IDEは、IDEの改良版として開発されました。これは、古いIDEの仕様に改良を加え、転送速度を向上させたものです。IDE Enhanced IDEは、ATA-2とも呼ばれます。IDE Enhanced IDEの転送速度は、16.6MB/sから33MB/sまで向上しています。また、IDE Enhanced IDEには、Ultra DMA(Ultra Direct Memory Access)という技術が導入され、高速化が実現されています。
ディスクインターフェース技術の基本概念解説
ディスクインターフェース技術は、コンピュータとストレージデバイスを接続するための技術です。IDEのようなディスクインターフェース技術は、データをやり取りする際に使用されます。ディスクインターフェース技術には、他にもSCSI(Small Computer System Interface)やSATA(Serial ATA)などがあります。
SCSIは、サーバーなどで使用されることが多いディスクインターフェース技術です。SCSIは、複数のデバイスを接続することができ、高速なデータ転送が可能です。一方で、SCSIは、他のディスクインターフェース技術と比べると高価です。
SATAは、シリアルATAの略で、パーソナルコンピュータやノートパソコンなどで使用されるディスクインターフェース技術です。SATAは、高速なデータ転送が可能で、コストパフォーマンスも良いため、一般的に使用されています。
まとめ
IDE Enhanced IDEは、IDEの改良版であり、転送速度の向上や高速化が実現されたディスクインターフェース技術の一種です。ディスクインターフェース技術には、他にもSCSIやSATAなどがありますが、それぞれ特長があります。適切なディスクインターフェース技術を選択することは、コンピュータの性能向上につながります。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版