IdP アイデンティティプロバイダとは?認証サービスの基本概念を解説

Explanation of IT Terms

IdP アイデンティティプロバイダとは?認証サービスの基本概念を解説

IdP アイデンティティプロバイダとは、Identity Providerの略称であり、オンライン上でサービスを提供する際に、そのサービスを利用するユーザーの身分確認を行うための認証システムのことを指します。

例えば、SNSやECサイトなどのウェブサービスにログインする際、アカウントの情報を入力しログインすることが要求されますが、このときにユーザーが入力した情報を受け取り、認証を行うのがIdPアイデンティティプロバイダの役割です。

また、SAMLやOAuthなどのプロトコルを使用して、IdPとサービスプロバイダ(SP)間でユーザーの認証情報がやり取りされます。

IdPアイデンティティプロバイダの種類

IdPアイデンティティプロバイダには、内部IdPと外部IdPの2種類があります。

内部IdPとは、ユーザーが所属する組織が独自に持つ認証システムのことで、社内の業務システムやグループウェアなどに利用されます。

一方、外部IdPとは、クラウドサービスなどの外部企業が提供する認証システムです。外部IdPを利用することで、ユーザーは複数のサービスに一度のログインでアクセスできるようになり、利便性が向上します。

まとめ

IdPアイデンティティプロバイダとは、オンライン上でサービスを提供する際にユーザーの身分確認を行うための認証システムであり、内部IdPと外部IdPの2種類があります。これらの認証システムの利用により、ユーザーがよりスムーズかつ安全にオンラインサービスを利用できるようになります。

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