L2スイッチ(スイッチングハブ)とは?ネットワーク機器の基本概念をわかりやすく解説

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L2スイッチ(スイッチングハブ)とは?ネットワーク機器の基本概念をわかりやすく解説

はじめに

L2スイッチ、またはスイッチングハブは、ネットワークを構成する機器の一つです。コンピュータネットワークにおいて、L2スイッチは、ネットワーク内での通信を制御する役割を持ちます。今回は、L2スイッチについて、基本的な概念からわかりやすく解説していきます。

L2スイッチとは?

L2スイッチは、ネットワーク内での通信を制御する機能を持つネットワーク機器です。L2スイッチを使用することで、複数のコンピュータ同士がネットワーク上で通信を行うことが可能になります。

L2スイッチは、MACアドレスを利用して通信先を特定するため、複数のコンピュータが同時に通信を行っても、通信が衝突することがありません。また、L2スイッチは、ポート毎に通信を分離することができるため、通信量が多いコンピュータへの負荷分散も行うことができます。

L2スイッチの役割

L2スイッチは、大きく分けて以下のような役割を担っています。

  • MACアドレスを利用して通信先を特定する
  • ポート毎に通信を分離する
  • 負荷分散を行う

L2スイッチは、端末同士の通信を制御する機能を持っています。このため、インターネットに接続するためのルーターと併用して使用されることが一般的です。

L2スイッチの種類

L2スイッチには、大きく分けて以下の2種類があります。

  • マルチレイヤースイッチ
  • レイヤー2スイッチ

マルチレイヤースイッチは、レイヤー2スイッチの機能に加え、ルーターの機能も持っています。一方、レイヤー2スイッチは、レイヤー2(データリンク層)での通信だけを制御する機能を持っています。

まとめ

L2スイッチは、ネットワーク内での通信を制御する機能を持つネットワーク機器です。MACアドレスを利用して通信先を特定することができ、複数のコンピュータが同時に通信を行っても、通信が衝突することがありません。また、複数の種類があり、使用目的によって適切な機器を選択することが重要です。

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