ベースクロック(BCLK)とは?PCパーツの性能を左右する重要な基本概念を解説

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ベースクロック(BCLK)とは?

BCLKとは、マザーボード上のクロックジェネレーターから発生される周波数のことで、PCパーツの性能を左右する重要な基本概念です。CPU、メモリ、システムバス、PCI Express(PCIe)など、マザーボード上の様々なコンポーネントは、BCLKの周波数に同期して動作します。BCLKが高ければ、各コンポーネントの動作速度も高くなり、パフォーマンスが向上します。逆に、BCLKが低い場合は、動作速度が低下し、パフォーマンスが低下します。

BCLKの設定方法

マザーボードによっては、BIOSの設定画面からBCLKの値を変更できます。ただし、BCLKを高く設定すると、他のコンポーネントとの同期が狂い、システムの安定性に影響を与える可能性があります。そのため、BCLKの設定には慎重さが必要です。

注意点

BCLKを変更する前に、まずはマザーボードとCPUの動作仕様を確認し、オーバークロックに対応しているかどうかを確認する必要があります。オーバークロックに対応していないCPUを使用している場合、BCLKを変更することはできません。また、BCLKの変更によりCPUの動作温度が上昇するため、CPUクーラーの交換やケースファンの追加など、適切な冷却対策が必要となります。

まとめ

BCLKは、PCパーツの性能を左右する重要な基本概念であり、注意深く扱う必要があります。マザーボードとCPUの動作仕様を十分に理解し、慎重に設定することで、より高性能なパソコンを構築することができます。

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