2分探索(二分探索)とは?効率的にデータを探すアルゴリズムの基本概念をわかりやすく解説

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2分探索(二分探索)とは?

2分探索(二分探索)は、昇順(または降順)にソートされたリストや配列から、指定された要素を効率的に探し出すアルゴリズムです。データ量が多い場合でも、比較回数を最小限に抑えることができるため、非常に高速に処理することができます。

効率的にデータを探すアルゴリズムの基本概念をわかりやすく解説

2分探索の基本概念は非常に簡単です。まず、昇順(または降順)にソートされたリストや配列を用意します。そして、探したい要素と、リストの中央にある要素を比較します。もし、探したい要素が中央の要素よりも小さい場合は、リストの左側を、大きい場合は右側を探索対象にします。そして、再び中央の要素と探したい要素を比較し、同様の処理を繰り返します。この処理を繰り返すことで、効率的にデータを探し出すことができます。

2分探索の最大のメリットは、比較回数を最小限に抑えることができることです。例えば、10,000個の要素が存在するリストを探索する場合、線形探索の場合は、最大で10,000回の比較が必要になります。しかし、2分探索を利用する場合は、最大でも14回程度の比較で要素を探し出すことができます。つまり、データ量が多くなっても、効率的に処理することができます。

まとめ

2分探索(二分探索)は、昇順や降順にソートされたリストや配列から、指定された要素を高速に効率的に探し出すことができるアルゴリズムです。比較回数を最小限に抑えることができるため、データ量が多い場合でも高速に処理することができます。プログラミングにおいては、2分探索は非常に重要なアルゴリズムであり、実際の開発業務でも頻繁に利用されるため、しっかりと理解しておくことが必要です。

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