文字コード・キャラクターコードとは?
コンピュータで文字を扱う際に必要なのが、文字コードやキャラクターコードです。文字コードとは、文字をコンピュータで扱うために割り当てられた数値のことで、キャラクターコードとも呼ばれます。基本的には、コンピュータは文字を数値として処理するため、文字コードは非常に重要な概念となります。
ASCIIコードとは?
文字コードの中でもっとも基本的なものが、ASCIIコードです。ASCIIコードは、アメリカの標準化団体であるANSIが制定した文字コードで、英数字や一部の記号などを表現するための7ビットのコードです。ASCIIコードは、今でも様々な分野で広く使われており、特にプログラミングの世界では欠かせない存在です。
日本語における文字コード
日本語の文字コードには、JISコードやShift-JIS、EUC-JP、UTF-8などがあります。JISコードは、日本産業規格で定められた文字コードで、英数字やひらがな、一部の漢字などを表現するための2バイトのコードです。Shift-JISは、Microsoftが開発した日本語文字コードで、JISコードよりも多くの漢字を扱うことができます。EUC-JPは、UNIX系のコンピュータでよく使われる文字コードです。UTF-8は、Unicodeを採用した文字コードで、世界的にも広く使われています。
文字コードの違いが引き起こす問題
文字コードの違いが原因で文字化けなどの問題が発生することがあります。例えば、日本語の文章をShift-JISで書いて、それをUTF-8で表示する場合、文字化けが発生する可能性があります。また、異なる文字コードでテキストファイルを保存した場合にも、別の文字コードで読み込まれることがあります。そのため、文字コードの取り扱いには注意が必要です。
以上が、文字コード・キャラクターコードについての基本的な解説です。今後もコンピュータを扱う際には、文字コードについて理解を深めることが大切です。
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